企業情報

2012年3月23日

日新印章

住所
〒400-0858 山梨県甲府市相生1丁目15−12
電話番号
055-237-2724
ホームページURL
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詳細情報
明るい店内に豊富な品揃えです

『印章はあなたのシンボル』

【店主・横森省三プロフィール】
■昭和30年 印章彫刻の道に入る
■昭和45年 甲府市にて日新印章を開店
■昭和63年 篆刻家・二葉一成氏に師事
 労働大臣検定印章彫刻一級技能士認定
■平成13年 「やまなしの名工」表彰
■平成17年 経済産業省より伝統工芸士に認定

◆「新しい」伝統的工芸品のもつ歴史
甲州手彫印章は平成12年に194番目に認定された伝統的工芸品です。
認定を受けるために、印章技術が江戸時代からの歴史を持っているということを証明しなければなりません。さまざまな資料から、甲州と手彫印章との関係を立証しました。
山梨で水晶鉱が見つかり、江戸時代より水晶細工が始まり、
水晶の研磨技術の中で印材も一緒に作るようになりました。
水晶・印章・印伝は、山梨の代表的な3つの伝統的工芸品です。
これらは、それぞれの道を歩みながらも親密に関わりあってきました。

◆印章はあなたのシンボル同じものが二つ無いからこそ、本当の意味
職人は愛着を込めて印章を“ハンコ”と呼んでいる。
ハンコが急速に日本に広まったのは明治以降であり、
太政官布告の中で国民にハンコ使用を布告しました。
それまで一般市民には苗字もなかった時代でした。
しかし、ハンコ自体の歴史は鎌倉でも平安時代でもなく、
メソポタミア文明の頃からあったのです。ハンコは自分を証明するものです。
手彫印鑑は、同じ人が何回彫っても決して同じものはありません。
だからこそ、同一性を作りにくくするために、あの難しい篆書(てんしょ)が使われております。
「あなたの財産全部を、これ一つで守っている」ハンコにはそんな重みがあるのです。

◆印影を押してこそわかる手彫りの素晴らしさ
手彫印章の印影をよく見るとその字の細さと美しい線には、
鉛筆よりも細い位の文字がハッキリと、
美しく朱赤で写る。印章そのものを見ただけでは、気づきえない繊細な文字の曲線美です。
これだけの細い文字をペンでもなく、筆を使ってはじめから左文字(鏡文字)で書き上げる。
そして、この細く美しい文字を彫り上げる。これこそ甲州手彫り印鑑です。